WordPressをインストールすると、すぐに記事を書き始めたくなります。
しかし、初期設定を整えないまま運用を始めると、後から修正が必要になり手間が増えることがあります。
特にパーマリンクやセキュリティ関連の設定は、早い段階で見直しておいた方が安全です。
この記事では、実務で毎回確認している初期設定項目をまとめて整理します。
公開設定
まず、最初に設定するのは「表示設定です」。(「設定」→「表示設定」)
表示設定では、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」という項目を確認します。
このチェックを入れると、ブラウザで検索したときに表示されないように設定されます。
主に、制作途中のサイトやテスト環境、本番公開前の状態で使用します。
未完成のページが検索結果に表示されるのを防ぐためのものです。
※公開準備が整ったら、このチェックが外れていることを必ず確認してから運用を開始します。
一般設定
次に確認したいのが「一般設定」です。(「設定」→「一般」)
サイトタイトルはWebサイトの名称で、検索結果やブラウザのタブなどに表示されます。
キャッチフレーズはWebサイトの補足説明にあたる部分で、サイトの内容や特徴などを簡潔に伝える役割があります。
タイムゾーンや日付形式も適切に設定しておきます。
また、WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)が”https”になっているかも重要です。
SSL化が完了している場合は、ここが”http”のままになっていないか必ず確認します。
基本的な項目ですが、意外と見落としがちです。
パーマリンク設定
次は、「パーマリンク」です。(「設定」→「パーマリンク」)
パーマリンクとは、各ページごとに設定されるURLの形式のことです。
投稿や固定ページが公開されると、それぞれに固有のURLが割り当てられます。このURL構造をどのような形式にするかを決めるのがパーマリンク設定です。
パーマリンク設定は、できるだけ早い段階で「投稿名」に変更しておくのが無難です。
初期状態のままだとURLが数字ベースになり、意味の分かりにくい構造になります。
運用開始後に変更すると、既存URLとの不整合が発生する可能性があるため注意が必要です。
URL構造は後から修正しづらい部分なので、最初に整えておくことをおすすめします。
SSL・セキュリティ確認
SSL化が正しく反映されているかは必ず確認します。
サイトが”https”で表示されているか、ブラウザに警告が出ていないかをチェックします。
また、管理画面のログインURLや基本的なセキュリティ対策を早めに行うことで、不正アクセスのリスクを減らすことができます。
個人的には、セキュリティ対策として「SiteGuard」というプラグインを使用しています。
管理画面のログインURLの変更やその他セキュリティ対策を行うことができます。
不要プラグイン・テーマ整理
インストール直後には、使わないテーマやプラグインが含まれていることがあります。
使用しないものは停止するだけでなく、削除しておく方が管理しやすくなります。
不要なファイルが残っていると、更新漏れやセキュリティリスクにつながる可能性もあります。
シンプルな状態を保つことが、トラブル防止にもつながります。
テーマについては、「外観」→「テーマ」から、使っていないテーマを削除することができます。
※子テーマを使っている場合、親テーマを削除しないように注意してください。
個人的には、子テーマ+親テーマ+他のテーマ1つを残すようにしています。
これは、今使っているテーマが急に使えなくなった場合に、何かしら表示が残るようにしておきたいからです。
コメント・ディスカッション設定
コメント機能を使用するかどうかも、初期段階で決めておきたいポイントです。(「設定」→ディスカッション)
スパム対策として承認制にする、もしくはコメント自体を無効にするなど、運用方針に合わせて設定します。
バックアップ確認
万が一に備えて、バックアップ体制を確認しておきます。
レンタルサーバー側で自動バックアップがあるか、復元方法はどうなっているかを把握しておくと安心です。
個人的にはプラグイン「All-in-One WP Migration and Backup」を入れています。
サーバー側のバックアップと違って、復元が早いからです。
まとめ
WordPressの初期設定は地味ですが、後々のトラブルを防ぐための土台になります。
最初に基本項目を整理しておくことで、運用中の修正や対応がスムーズになります。
新規構築のたびに確認できるチェックリストとして、定期的に見直していくと安心です。

